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コンチキチン、クマです!
7月の京都は、祇園祭一色です。
ワタクシもコンチキチンの音色につられて
夜の祇園祭りに行ってきました!!
「コンチキチン」とは、鉾の上で囃される祇園囃しで、
鉾により一部共通するものの囃子方は鉾によって
異なり、曲目は各鉾でそれぞれ約30曲あると
いわれています。
囃子方の熱のこもった迫力ある演奏は、祭りの粋と
情緒を高める大切な要素です。
皆さん!ワタクシの後ろに写っている山は「黒主山」と言います。
謡曲「志賀」にちなみ六歌仙の歌人・大友黒主が杖をつき、
桜を仰ぎ眺めている姿を表します。
桜と言えば、もちろんワタクシというわけで、真っ先に黒主山へ行って来ましたよ~
欄縁の飾り金具は桜・椿・菊などの透かし彫り。
山に飾る桜の造花は戸口に粽(ちまき)と同様にさすと
悪事が入ってこないと言われています。
粽とは・・・祇園祭の鉾が建つ間、それぞれの山鉾の前で
「厄除け粽」が売り出されます。
食べるものではなく、一年間家の間口に飾って
厄除けを願うものなのです。
黒主山の粽
他にも山鉾には様々な由来があり、それをひとつひとつ
見てまわるのがなかなか面白いのです。
ワタクシ、若い頃は屋台で食べてばっかりでしたが、最近は山鉾を愛でるようになって
大人になったなぁ・・・と実感しております。
今年も沢山の方が祇園祭に訪れたようで、宵山にはなんと44万人の
人出だったそうです!!びっくりですね~
17日に山鉾巡行が開催されると、祇園祭もいよいよクライマックスへと向かいます。
祇園祭が終わる頃、京都は夏本番となるのです!
今年、残念ながら祇園祭へお越し頂けなかった方々も、来年は是非熱い京都の夏を
体感しにいらして下さいね!!
そしてその際には、桜にちなんだ黒主山に是非ご注目を!!
今日のおまけ
ワタクシお気に入り。
西洞院通り四条上がる、にある おっと!
「蟷螂山」(とうろうやま)にて。 舞妓さんが金魚
カマキリ山とも呼び、唯一の すくい?こんな光景は
からくり山なのです。 京都ならでは
ですな。
屋根の上のからくりを施した
カマキリが、カマを振り上げて
動くんだって!!
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